ここでは、Solaris10 で CPU 使用率を取得するコマンド sar および prstat コマンドについての簡単な使用例を掲載しています。
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sar コマンドで CPU 使用率を調べる
sar コマンドで CPU の使用率を取得しています。下記のサンプルは、5秒間隔で 計 4回 CPU 使用率を取得しています。
$ sar -u 5 4 SunOS HOSTNAME 5.10 Generic_142910-17 i86pc 03/13/2009 14:43:16 %usr %sys %wio %idle 14:43:21 2 1 0 97 14:43:26 2 1 0 97 14:43:31 2 1 0 98 14:43:36 2 1 0 97 Average 2 1 0 97
prstat コマンドでプロセスごとの CPU 使用率を取得する
sar コマンドでは全体の CPU 使用率は取得できますが、プロセス単位の CPU 使用率が取得できません。負荷の高いプロセスを特定するには prstat コマンドを使用します。Linux での top コマンドに相当します。
# prstat PID USERNAME SIZE RSS STATE PRI NICE TIME CPU PROCESS/NLWP 4024 root 59M 38M sleep 59 0 0:02:29 2.6% php/2 867 noaccess 137M 115M sleep 59 0 0:00:34 0.0% java/18 4076 masao 6616K 2892K cpu0 59 0 0:00:00 0.0% prstat/1 659 root 23M 19M sleep 59 0 0:00:06 0.0% Xorg/1 826 root 18M 13M sleep 59 0 0:00:03 0.0% dtgreet/1 144 root 10M 2808K sleep 59 0 0:00:00 0.0% nscd/31 3980 masao 8140K 3892K sleep 59 0 0:00:00 0.0% sshd/1 3944 masao 8044K 3856K sleep 59 0 0:00:00 0.0% sshd/1 385 root 7828K 3140K sleep 59 0 0:00:01 0.0% inetd/4 871 smmsp 9456K 1724K sleep 59 0 0:00:00 0.0% sendmail/1 ・ ・ (省略) ・ ・ Total: 68 processes, 221 lwps, load averages: 0.05, 0.04, 0.04
Solaris 上で top コマンドを使用することもできるようですが、[ Sunfreeware ] から ダウンロードとインストールをする必要があるようです。