最近では、ゲームのことを「eスポーツ」と呼ぶんだそうです。なんでも、市場規模(世界)も1000億円くらいなんだとか。日本の市場規模はまだまだ小さいそうですが、今では部活動として、学校でeスポーツと称したゲームを楽しんでいるところもあるそうです。
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オッサン世代には「学校でテレビゲームやらせてるのかよ」という思いは当然ありますが、世の中は変化しているようです。
eスポーツはスポーツなのか?
スポーツ(sports)という言葉のチョイスは誰がしたのかはわかりませんが、スポーツということで、なんとあのIOC(国際オリンピック委員会)までeスポーツについて言及しています。現在のことろは、オリンピック競技として採用されることは、まだまだなさそうですが、将来的にはどうなるかわかりませんね。マネー次第です。
ところで、eスポーツは結局スポーツなのかということですが、これはいくら何でも違います。誰が何と言おうと違います。どのような理屈をこねても違います。
テレビゲームやネットゲームがスポーツであるならば、将棋や囲碁もスポーツです。そして、将棋や囲碁だってネットで対決すれば、それは立派な「eスポーツ」ということになります。
そうです。そもそも、ゲームをスポーツという言葉を使って表現したことが間違いです。「お金のためならえんやこらよ」って気持ちはわかりますが、あまりにも酷い話です。
ゲーム市場にお金が集まるのは、別にオッサン世代も何とも思わないのです。どうぞどうぞ稼いでください。どんどん需要を喚起してくださいと思います。
ただしです。
将来的にはわかりませんね。現在のようなゲームではスポーツと呼ばれることなど「利害関係者の思惑」以外ではないと思いますが、ゲーム自体がスポーツと呼ばれても差し支えないと呼ばれる方向に進化できたときは、また別の話です。
それはそれで、楽しみでもあります。現在は、スポーツとは到底呼べない「eスポーツ」が、間違った方向に進まないことを望みます。スポーツと呼べるような進化を期待しています。