ファイルの読み取り専用設定はファイルのプロパティから設定することができますが、フォルダ自身が読み取り専用になるわけではありません。
読み取り専用属性を確認するプログラムの作成中に、いくらプロパティから設定しても、フォルダが読み取り専用にならないので、本日その事実を知るにいたったのでした。
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読み取り専用の設定

読み取り専用はファイルに対してのみ適用される
実際にファイルの読み取り専用設定を厳格に管理している人や組織は少ないと思われますが、きっちりされている人もいるのだと思います。スゴイとは思いますが、手間を考えると気が滅入ります。
ファイルやフォルダを削除するときも、プログラムで読み取り専用を解除して削除したりもしていたりすことは内緒です。
フォルダを読み取り専用に設定する
フォルダを読み取り専用にしたり解除したリスには、attrib コマンドを使用する必要があります。
以下のサンプルでは、E:\test\readonlyFolder フォルダを読み取り専用に設定して、解除しています。+が設定で - が解除です。その他にも隠しファイルやアーカイブなどのファイル属性の操作も行うことができます。
# 読み取り専用にする E:\test>attrib E:\test\readonlyFolder +r # 読み取り専用を解除する E:\test>attrib E:\test\readonlyFolder -r