まさおの友人であるダイスケ(恥ずかしがり屋の独身商社マン)の家にいた時です。
ダイスケは電球が切れたので新しい電球を購入したまではよかったのですが、取り換え方法がわからなかったので大家さんを呼びました。
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大家さんはモーガンフリーマン似
そんな大家さんの風貌は、まさに日本版「モーガンフリーマン」です。

モーガンフリーマン
そして、電球をあっけなく交換していきました。このときダイスケは思い出しました。大家さんにこう切り出しました。
「あの~、そういえば水道料金定額って不動産屋さんから聞いたんですが。使用量に応じて請求きているんですけど」
大した金額ではありませんが、不動産屋の言っていたことと違うようです。ダイスケも別に大して気にしている様子はありません。
しかし、請求が役所からではなく不動産屋からきています。幾分、多く徴収ている匂いがプンプンします。
モーガンフリーマンは顔を近づけてきて、ダイスケにこう言いました。
モーガン「いや、前はそうだったんですが、使い過ぎる住人がたくさんいて。今はやっていない」
モーガン「今は水道料金定額はやっていないんです」
ダイスケ「いや、そうではなく」
大家さんはケンカ腰でもなく、真剣に話している感じですが、間髪入れずにまくしたてます。
モーガン「やっていないんです」
モーガン「やっていないんです」
モーガン「やっていないんです」
一点張りです。ダイスケは別に大家さんを責めている気はさらさらありません。もしかしたらダイスケの勘違いかもしれません(本人は勘違いではないといっていますが)。
そして、気の弱いダイスケは話すのも面倒になってあっさりと押し出されてしまいました。
大家さんが話を押し出そうとした理由
なぜ、大家さんはこの話をむりやり押し切ろうとしたのか疑問が残ります。
1.責められていると勘違い
勘違いしたのかもしれませんが、意味がわかりません。過去にトラウマでもあるのでしょうか。
2.不動産屋と結託している
これも当然あるのかもしれません。まあ、そしたら仕方ないですね。勝ち目はありません。企業相手には腰が低くなりますが、一般人相手だと随分とふざけた対応をとる会社はやまほどあります。
不動産屋に確認の電話
大家さんといっても、ダイスケ的には「一般人」寄りの立場だと判断したようです。(もちろん会社側の立場の人ですが)
もともと、不動産屋が勘違いしていたのかもしれません。たんなる間違いであればダイスケ的には「ごめんなさい」で済むようです。
ダイスケはとりあえず、不動産屋になぜ水道料金定額ではないのか電話で確認しました。すると、不動産屋はこういったそうです。
不動産屋「もともと定額ではないですよ」
ここでダイスケは憤慨しましたが、怒りをグッとこらえたそうです。
実は契約書に不備があるだとかなんだとかで不動産屋からなんどか契約書を送ってきていたようですが、この中で水道料金定額についての契約内容が変更されていたとのことです。
不動産屋が間違いに気づいたにもかかわらず、その旨をダイスケにワザと言っていないことが判明していたのです。
なんともフザケタ営業マンですね。大家さんもグルの可能性もありますが、その可能性は低いとのことです(理由は知りませんが)。
ダイスケは、できれば大家さんを巻き込んで、そのうち不動産屋と対決したいと考えているようですが、一体どうなるのか気になります。
すでにダイスケ的には「引っ越しになってもOK牧場!」の覚悟のようです。意外とやるときはやる奴で、気は弱いですが、筋が通らないことが大嫌いなナイスガイなんです。
さて、どうなることやら。