ここでは、VBスクリプトファイル実行時に与えられた引数の個数を取得するサンプルスクリプトを掲載しています。
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引数の個数と値を取得
バッチファイルやコマンドプロンプトからVBスクリプトファイル(sample.vbs)を実行するとします。
cscript.exe sample.vbs aaa 7
起動されたVBスクリプトファイル(sample.vbs)内では次のように実行引数を取得することができます。
sample.vbs
Dim argc ' 引数の個数を取得する 2 argc = WScript.Arguments.Count ' 引数の値を表示 WScript.Echo WScript.Arguments(0) ' aaa WScript.Echo WScript.Arguments(1) ' 7
データの誤削除を防止したい
引数の内容や個数の取得方法は上記の通りですが、ここでは誤動作防止のおもいやりテクニックの紹介です。
唐突ですが、わたしは自分自身のことを信じていません。「面倒だな」「ちょっとくらいいいよー」といった、どちらかと言えば「イイカゲン」な性格です。
「良い加減」ではありません。「イイカゲン」です。従って、必ず間違います。ミスをします。それも「人よりも多くのミス」をします。
そこで気をつけているのは、次のような誤動作防止処理です。
引数が必要ないバッチファイルやVBスクリプトファイルでも、引数がなければ動作しないようにしています。
早い話が、ダブルクリックで誤起動させないようにしているということです。
- 誤実行で消えてはいけないファイルが削除された・・・
- データベースのデータが吹っ飛んだ( ^ω^)・・・
笑えない話はたくさんあります。おそらく、ほとんどが人のミス(ヒューマンエラー)でしょう。マニュアルの不備であったり、確認ミスもあることでしょう。
もちろん、「ショートカット作って引数を与えたら・・・」のようなことはありますが、程度の問題です。ある意味、内部犯、確信犯といえることでしょう。