今でも Font タグで設定した装飾はブラウザで表示してくれていますが、あるときを境に急に Font での装飾が一斉に表示されなくなる日が来るかもしれません。
今後もサイトやブログを長期的に運用していくのであれば、少なくとも HTML5 で廃止された要素の使用をやめたほうが良いでしょう。
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HTML5 で廃止された要素(タグ)
HTML5 で廃止された要素は次の13種類です(アルファベット順)。
- <acronym>
- <applet>
- <basefont>
- <big>
- <center>
- <dir>
- <font>
- <frame>
- <frameset>
- <isindex>
- <noframes>
- <strike>
- <tt>
center とフレーム系については、「 使うな危険 」 情報を知っていましたので以前から使用していませんでした。また、その他の要素に関しては知らない要素ばかりです。唯一知っていて使用したことがあるのが font 要素です。よって、以下に font の代替例を掲載しています。
Font 要素の代替記述サンプル
例えば、Font 要素で文字色を指定しているコードを、Spam 要素を使って style 属性の color で設定したほうが良いです。要するに HTML5 はもちろん、それ以前から 「 装飾は css で記述せよ 」 との方針があるようです。
<html> <body> <div>これは<font color="red">HTML5 では非推奨ではなく廃止</font>された色の指定方法です。</div> <div>これは<span style="color: blue;">推奨</span>される色の指定方法です。</div> </body> </html>
表示結果
これはHTML5 では非推奨ではなく廃止された色の指定方法です。
これは推奨される色の指定方法です。
ゆっくりな変化でも、起きてしまうとついていけません。変化できない種は滅びます。と、ダーウィンが言っていたような気がします。