ここでは、みなさん何気なく食べているすすたけ採りの厳しさと、おいしい食べ方、瓶詰めによる保存方法までを掲載しています。なお、栽培しているすすたけを採ることは絶対にやめましょう。
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すすたけ採り
わたしはハイキング気分ですすたけ採りには行きません。なぜなら、そのような簡単に採れる場所はすでに採られていることが多いです。また、採れる量も少ないです。
わたしは、1度のハンティングで 20kg は採ります(エッヘン)。
なぜそれだけの量を採ることができるかと言うと、簡単に行くことができないような場所まで行くからです。この時点でハイキング気分のお年寄りは脱落します。20kg のすすたけを背負って1時間以上、道なき道を歩くことができる体力が必要です。
また、すすたけは長期保存できますので無駄にはなりません。
ススタケ採りは移動が少ない分楽なほうです。キノコ採りの過酷さは山菜の比ではありません。これはまた別の機会にお話します。
なお、山菜のある場所は基本的には教えてくれません。簡単にホイホイと教えてもらえると思ってはいけません。基本的に、山は自分で開拓するか、山の情報を知っている人から、信頼でき、体力ある人へと、その情報が引き継がれていくものです。
山で注意すること
装備は、ヘルメット・ラジオ・笛・リュック・前掛けです。特に、熊には注意しましょう。もちろん、イノシシも注意ですが。意外なところではカモシカでしょうか。体当たりされたらやばいですよ。
なお、身の危険は少ないですが、すすたけが採れる場所にサルの群れが押し寄せた後は悲惨です。惨劇です。すすたけを食いちらかしていきます。食べる目的もあるとは思いますが、おそらく遊んでいるのでしょう。
すすたけの瓶詰めの作り方
- 机に新聞紙をひく
- 剥く。ひたすら向く。縦にスッと切れ目を入れると剥きやすいです。
- 瓶にキッチリ詰め込みます。逆さましても詰めます。無駄なく沢山入ります。
- 瓶の中に水を入れて蓋をします。できれば大き目のなべの中で蓋をします。空気が入らないようにします
- 1時間ほど煮沸します
- 瓶を一旦取り出し、蓋を閉めなおします。熱いので火傷に注意
- 再度、1時間程度煮沸します。
- できあがり。
1年は余裕で大丈夫です。写真は作成後5か月経過したモノですが、とってもキレイです。白くなってくるかもしれませんが、カビではなく灰汁である可能性があります。標高の高いところで採れたすすたけほど灰汁は少ない気がします。
あと、虫が入っているかもしれませんので気をつけましょう。虫ごと瓶詰めしてしまうと味などは大丈夫ですが、見た目がよろしくありません。
なお、瓶および瓶の蓋はホームセンターで買えます。瓶は使い回しできますが、蓋は使い回しはできません。蓋の予備は買っておいたほうが良いかもしれません。1個15円程度です。
ビンの蓋
ススタケの一番美味しい食べ方
その日のうちに、すすたけを焼いて食べます。これが一番おいしい食べ方です。山で焼いて食べるのは最高です。
そして、瓶詰の保存については、瓶の大きさにもよりますが、20kg のすすたけであれば10個程度の瓶詰めを作ることができます。しかし、全部剥くのは面倒です。4~5瓶作ったら瓶詰めはやめます。
あとは、馴染みの居酒屋さんにゴソっと採った当日にゴソッと持っていきます。すると喜んでもらってくれます。何といってもススタケは美味しいですが、ワイワイと馴染みの常連客と楽しく飲んで、楽しく食べるのもまた、最高です。