アンペアという単位は「アンペールの法則」の発見者に由来する

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電気に関する単位には電圧のボルト[V]、電流のアンペア[A]、抵抗を表すオーム[Ω]、電力のワット[W] がありますが、アンペアは「アンペールの法則」を発見したフランスの物理学者であるアンペールにちなんでつけられました。

なお、アンペールは電磁気学のニュートンと言われるほどの天才です。知りませんけどね(笑)

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アンペアの定義

アンペアの正式な定義は次のようになっています。イミフです。

真空中に 1 メートルの間隔で平行に置かれた無限に小さい円形の断面を有する無限に長い 2 本の直線状導体のそれぞれを流れ、これらの導体の 1 メートルにつき千万分の 2 ニュートンの力を及ぼし合う直流の電流

アンペールの法則

アンペールの法則は次の通りです。式自体はとても簡単なモノです。美しいですね~。

定義電流の回りにできる磁場の大きさは、電流の大きさに比例する
発見者アンドレ=マリ・アンペール(1775-1836)
数式 H:磁場[A/m] I:電流[A] r:半径[m]

アンペールの法則が発見された経緯

はじめに、デンマークのエールステッドが導線に電流を流すと、導線の近くに置いた方位磁針の針が動くことを発見しました。さらに、電流の変化が磁気の変化を引き起こすことに気づきました。

そして、これを聞いたアンペールが何度も実験を繰り返して「電流の回りにできる磁場の大きさは、電流の大きさに比例する」という、アンペールの法則を発見しました。

また、エールステッドが電流と磁場の関係に気づいた頃、ブラスの物理学者J.B.ビオとF.サバールは電流と磁場の関係を考察し、磁場をもたらす仕組みを構築し「ビオ=サバールの法則」と呼ばれます。

なお、「ビオ=サバールの法則」を積分すると、「アンペールの法則」になります。

エールステッドの最初の気付きから、アンペールの法則とビオ=サバールの法則が誕生したみたいです。しかも、それぞれ別の法則に見えても積分で結びつく感じが、ロマンです。

なんか、かっこいいですね。

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