[中学地理]時差と地図の要点まとめ(受験対策)

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いい年こいたおっさんが今更ながら中学生の勉強をやり直しています。そんなこんなで、このページは本当の中学生のみんなにちょっとでも役立てばとの気持ちで書いています。

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時間に関する要点のまとめ

太陽が真南にきたときは、正午(12時)です。というか、そのように誰が決めました。そして、国や地域ごとに基準となる経線をこれまた決めて標準時を定めています。

日本は、兵庫県明石市を通る東経135度の線が標準時子午線であることは有名ですね。135度線を通る他の市町村があるかないかは調べてみましょう。あったら、東経135度対決の勃発は間違いなしです。

世界の標準時はイギリスの旧グリニッジ天文台を通る本初子午線(経度0度)の時刻が、世界標準時です。

日本の標準時との差は(135-0=135度)で、15度ごとに時差が1時間となるので、135÷15=9時間であることがわかります

だいたい同じ場所なのに時差が24時間ってマジ?

180度の経線にそって、多少ずれながらも引かれている日付変更線(もちろん本当に線が引いてあるわけではありません)ですが、その日付変更線の東と西では時差が24時間くらいあることになります。

球体の地球を平面の地図で表現する

地球はほぼ球です。そのため、地球を平面の地図で正確に表すには無理があります。平面の地図では、面積、方位、距離などといった全部の要素を正確に表現すのではなく、●●は正しいが、▼▼は不正確というふうにして作成され、用途に応じて使い分けられています。

面積の正しい地図

面積の正しい地図は分布図に利用され、グード図法やモルワイデ図法などがあります。

モルワイデ図法(引用:ja.wikipedia.org/wiki/モルワイデ図法)

方位の正しい地図

東西南北の方位が正しく、2点間の最短コースが直線で表せるため航空図に利用されています。図の中心からの距離と方位が正しい正距方位図が代表的です。

正距方位図(引用:ja.wikipedia.org/wiki/正距方位図)

角度の正しい地図

経線に対する角度が正しい地図です。経線に対して一定の角度ですすむ航路(等角航路)が直線で表すことができ、海図に利用されています。みなさんが一番みなれている図であり、メルカトル図法が代表的です。この地図では方位や面積は正しくありません。

メルカトル図法(引用:ja.wikipedia.org/wiki/メルカトル図法)

例えば南極大陸に着目すると、大きすぎることが感覚的にもわかると思います。

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