ここでは、MS-Access のクエリオブジェクトのSQLをVBAで設定(変更)方法と、他のAccessファイルのテーブルからデータを取得するSQLの記述方法を掲載しています。
スポンサーリンク
クエリのSQLをVBAで設定する
クエリオブジェクトのSQLをVBAで設定するには、CurrentDb.QueryDefs メソッドを使用します。例では、簡単な SQL ですが、記述方法は分かると思います。
' クエリオブジェクト(クエリ1)のSQLを設定(変更)する ' 営業部だけの何かの情報をテーブル1から取得 CurrentDb.QueryDefs("クエリ1").sql = "SELECT * FROM テーブル1 WHERE dept_cd = '営業';"
他のAccessファイルのテーブルのデータを取得する
次は、他のAccessファイルのテーブルデータを取得するサンプルになります。サンプルのように IN に続いて、データを保持しているファイルのパスを設定します。
' 他のAccessファイルのテーブルデータを取得する CurrentDb.QueryDefs("クエリ1").sql = "SELECT * FROM テーブル1 IN 'C:\test.mdb';"
他のAccessファイルのデータを上記のようにクエリに保持することで、異なるデータベースとのデータ結合ができるようになり、意外と使い勝手は良いかもしれません。
システムの後付けなどで仕方なく、この方法を用いることが多いような気もしますが。。。
暑い日が続きますが、ご自愛ください。春の神通川上流で撮った涼しげな写真もご覧ください。