[ 中学数学 ] 正負の数と絶対値の違いを理解しよう

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中学に入学すると早々に正負の数について学習することになると思いますが、ここでは正負の数と絶対値について説明しています。その違いについても理解しましょう。

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正負の数

0 より大きな数値を正の数、0 より小さい数を負の数と言います。0 は 0 であり、そのどちらでもありません。

正負の数

符号付きの数字は2つのことを同時に表現している

上記の図でプラスを東、マイナスを西として方角を表し、進んだ距離を考えてみることにします。

正負の数

仮に東に3メートル進むことを、+3とするものとします。このとき、東に-2進むということは西に2メートル進むことを表現していることが理解できますか?

逆に西に2メートル進むということは 東に-2メートル進むと表現してもよいです。

つまり、上記の例では、符号付きの数は、方向と距離の2つのことを表現していることがわかります。

絶対値とは

3の絶対値は3、-3の絶対値も3です。学校では、 マイナスの符号をとったものが絶対値と教わっているかもしれません。

上記の図で言うと、東に10㎞走っても、西に10㎞走っても走る距離はかわりません。どっちも同じだけ疲れます。

管理人は完走無理です。

このとき、東だろうが西だろうが、進んだ距離自体はどちらも10㎞で等くなります。 これが、絶対値です。絶対値は 0 からの距離 ( 大きさ ) のことになります。

その他の例

預金通帳のプラスの数字は預金ですが、マイナスの数字は借金を表します。赤字で印刷されたりします。驚きです。

他には、未来をプラスとすると、過去はマイナスで表現できます。未来や過去という表現は抽象的ですが、ある時点を基準にした、そこからの時間のことです。

タイムマシーンは要らないです。人生リセットボタンが欲しいのです。

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