三角形の内角の和が180度であることを、幼稚園児でも理解できるように折り紙を使って証明する方法を紹介します。誰もが一度は見たことがある方法かもしれませんが、ほとんどの大人は忘れていますね。
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もしあなたが学生さんであれば、お父さん、お母さんにこの方法を教えてあげてください。親御さんであれば、お子さんに教えてあげてください。何か新しい能力が開花するかもしれません。
用意するもの
- 折り紙(きれいな三角形にきってください)
証明方法
下図のように折り紙を点線で折ります。そうすると赤線である部分が一直線になりますよね?一直線は180度ですよね。これで証明は終わりです。
意外と簡単に証明できるものですね。驚きましたか?小学生にだって簡単に理解できちゃいますね。以降は中学生の証明方法を掲載します。中学生では「平行線が~錯角が~」と言った方法で証明するのですが、折り紙証明のほうが楽しいですよ。中学生はちょっと難しいです。
中学生の証明方法
下図のように、頂点Aを通りBCに平行な補助線を引きます。そうすると、同じ色の○同士は錯角なので等しいため、三角形の内角の和が180度であることがわかります。
もちろん、折り紙を使った方法は厳密とは言えないかもしれません。どんな形の三角形に当てはまるかは直感ではわかっても説明は難しそうです。ぴったりと当てはまったのは三角形の内角の和が180度であると言う結果から言えることでありまして、180度であるという証明には向いていないかもしれません。
一方、中学生の証明方法はどのような三角形にもあてはまりますね。補助線は説明のために証明に都合よく平行に引いた線なので、どのような三角形にもあてはまります。
兎にも角にも
まずは、あまりかしこまらずに、折り紙を折って小学生のうちに驚いてみましょう。算数嫌いどころか、算数好きになるきっかけになるかもしれません。何より親子の会話も盛り上がることでしょう。親御さんも今よりもちょっとだけ尊敬されるかもしれないですね。リスペクトってやつです。
びっくりくりくり くりっくりっ