四角形の向かい合う頂点を結んだ線のことを対角線と言います。ここでは、平行四辺形、ひし形、長方形、正方形の対角線の特徴をまとめて掲載しています。
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平行四辺形の対角線の特徴
平行四辺形の対角線には、次の特徴があります。
- それぞれの対角線が真ん中で交わる

平行四辺形の対角線
ひし形の対角線の特徴
ひし形の対角線には次の特徴があります。
- それぞれの対角線が真ん中で交わる
- 2本の対角線が垂直 ( 90° ) に交わる

ひし形の対角線
長方形の対角線の特徴
長方形の対角線には次の特徴があります。
- それぞれの対角線が真ん中で交わる
- 2本の対角線の長さが等しい

長方形の対角線
正方形の対角線の特徴
正方形の対角線には、次の特徴があります。
- それぞれの対角線が真ん中で交わる
- 2本の対角線の長さが等しい
- 2本の対角線が垂直 ( 90° ) に交わる

正方形の対角線
まとめ
平行四辺形の対角線の条件に、「 2本の対角線が垂直 ( 90° ) に交わる 」 と言う条件が加われば、ひし形になります。
平行四辺形の対角線の条件に、「 2本の対角線の長さが等しい 」 と言う条件が加われば、長方形になります。
平行四辺形の対角線の条件に、「 2本の対角線の長さが等しい 」 「2本の対角線が垂直 ( 90° ) に交わる 」 と言う2つの条件が加われば、正方形になります。
正方形、長方形、ひし形はいずれも平行四辺形であり、平行四辺形の中でも、一定の条件を追加したものをそれぞれ、正方形、長方形、ひし形として区別しています。