マサオは時代遅れのヲタクだと思います。掲示板見ても意味不明なことも多いです。「 えっ!この単語はどういう意図で使ってるの? 」 ってことも頻繁にあります。ここでは、そんな時代遅れのヲタクことマサオがヲタワードを解説していきます。
すでに死語となっていたり、意味が変遷しているかもしれません。ちなみに「 チョベリバ 」 って言っていた人も今では立派なおばさんです。
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アニソン
アニメソングの略です。すでに市民権を得ている言葉だと思います。説明の必要はないでしょう。
日本アニソンの第一人者は、水木一郎 です。
現在、アニソンは日本だけにとどまらず、世界中で人気です。漫画やアニメの人気と同時にその主題歌もまた人気が出てきています。感性や感覚に国境はないと感じることができます。
中の人(なかのひと)
声優など特定のキャラクターを演じる人のことを指します。最近では、企業や団体内で働いている人などを指すようにもなっています。一般的に使われるようになってきている言葉だと個人的には感じます。
使用例:マイクロソフトの中の人にしか分からない
ググれカス
グーグルの検索エンジンで検索しろ、このチンカスが!という意味です。誰でも簡単に検索できることをしないという意味で、単純に相手を傷つける言葉です。
検索エンジンのすごさを、自分のすごさと勘違いしている人間が頻繁に使用します。また、この言葉を頻繁に使用する人は、相手の評価を下げることで、自分の評価を上げようとする性格である傾向があります。
さらに、インターネットの匿名性を利用して相手を攻撃するため、相手にも自分のためにもなっていません。
○○な件について
これは、元々一般的な言葉です。ただ、キャッチコピーやタイトルにテレビ番組でも使用される頻度が高くなってきました。
一般人(サラリーマン)などが、メールのタイトルなんかによく使いますが、世の中との関わりを持ちたいが持てない人種が、自らを一般人として思われたいがために、このタイトルをつけるようになったのが始まりです。
現在では、オタクの世代交代も進み、何の感覚も持たずに「○○な件について」のようなタイトルがつけられている現状です。
次のブームの候補としては、「給与所得に係る特別徴収の手続」のように、「 ○○に係る 」 という表現があります。
JS JC JK JD DS DC DK DD
それぞれ以下のようになっています。頭文字をローマ字でくっつけただけのモノです。
JS : 女子小学生
JC : 女子中学生
JK : 女子高校生
JD : 女子大学生
DS : 男子小学生
DC : 男子中学生
DK : 男子高校生
DD : 男子大学生
最近は、JK ナニガシ のようなお店が社会問題にもなってきているので聞いたことのある人も多いと思います。悪い意味で大衆に知れわたるようになってしまいました。
情弱 (じょうじゃく)
情報弱者の略です。本来は、貧しい国などでネット環境などのインフラが整備できていないためにネットを利用することができない人たちのことを指していますが、オタクの世界では、誰もがグーグルやヤフーなどで検索することができる情報を知らない人間を中傷する意味で用いられます。
検索サイトに依存し、知らないことを恥だと思いこむ人間が好んで使用します。グーグルの良いお客さんです。情弱と言う言葉で相手を攻撃する人は、調べることと検索することを同義として思い込んでいる特徴があります。
中二病(厨二病)
中二病とは、中二くらいの歳でありがちな行動を指していたらしいですが、徐々に使われ方が異なってきているようです。詳細はウィキペディアにもあるのでそちらを参照ください。
言っていることは理解できます。中二にもなってシンケンレッドになりたいとか、ブラックコーヒーを飲んで大人ぶってみるだとか、確かに自分にもあったと思います。
しかし、歳とともに本当に味覚が変わりブラックが好きになる人もいれば、嫌いな人もいます。
この言葉を頻繁に使う人に問題があるとすれば、自分の常識の範囲で周りの人間を判断し、中二病として自分の範囲外に置くことことで自分を正当化している凡人ということです。
子供の才能を真っ先に摘み取る親はこんな感じなんだろうと思います。子供には自分よりも大きな育ってもらいたくないのでしょうか。自分の常識の枠にはめてしまっては子供がかわいそうだと思います。
大人でも自分の範囲外(理解不能)なことについては、認めることができない人もたくさんいます。特にお年寄りには何を言っても無駄です。自分が世界の中心です。
秀逸 (しゅういつ)
言葉どおりの意味です。『他のものよりぬきんでてすぐれていること。また、そのさま。』
ただし、秀逸と言う言葉を使いすぎる人がいます。その背景には、あくまでも自分の能力を高く見せようとする感情が滲み出ています。よって、この単語を使いすぎる人は自分大好き、自信過剰、自意識過剰の傾向があります。
自演乙 (じえんおつ)
自作自演おつかれさまを表現している。「おつかれさま」を「乙」と略しているが意味はありません。変換した最初の結果がたまたま「乙」だっただけです。そもそもオタクに意味など期待してはいけません。たとえ意味があったとしても理解できません。オタクの私が言うのです。間違いありません。
最近では、ステルスマーケティングと呼ばれていますが、芸能人が使用したこともない商品やサービスをブログなどで紹介するようになってきました。それらの行為は自作自演ですので、自演乙とバッシングの標的にされることもあります。
ある意味詐欺ですからね。バッシングは当然でしょう。
マスコミはスポンサーにとって都合の悪いことは報道しません。また、捏造(マスコミは過剰な演出と言います)ヨロシクの現状です。ネット上のステルスマーケティングに批判の矛先をずらすことができるので、マスコミとしてはある意味ラッキーかもしれませんが、いずれブーメランとなって返ってくるので、ひたすらスルーを決め込むのが得策とマスコミは考えていることでしょう。
orz (オーアールゼット)
o が頭、r が手、z が足を表しています。頭を垂れて、両手を地面について、うなだれているように見えることから、失意の感情などを表すようになりました。現状ではすでに、オタク用語という枠を超えて一般的に普及してきている稀有な成功例と言えると思います。
しかし、使用しすぎるとバカにみられるので多用は禁物です。ちなみに orz. と表記することで、失意と脱糞を同時に表現することもできますが、一般的には使用されていません。
禿同(はげどう)
激しく同意 → 激同 → 禿同 との変遷をしてこうなりました。
「 はげ 」 と 「 どう 」 を入力変換したときに最初に出てくる漢字をつなげただけです。それ以上の意味はありません。「 激しく同意 」 だけでも、日本人としてどうかというレベルではあるが、「 禿同 」 はさらにその上をいくバカです。
とにかく、人とは違うということをアピールしたい一心で作り出された造語であり、オタク人の精神を反映しています。さらに、「 禿同 」 の意味が分からない人を小馬鹿にする精神構造を持つことも特徴の一つとして挙げられます。
なお、今現在(2016年)においても、使用されているかはわかりません。このように偉そうに講釈たれていることから私も古いオタクであることがわかると思います。
オタクが日本の未来を救う
私たち世代ではオタクと言えばセーラームーンでした。古く必要ない情報ですいません。では、オタクについて総括してみます。
すべてのオタクを括ることはできません。現在ではオタクも細分化が進み分業体制が整いつつあります。人間社会の進化と同じです。当たり前です、オタクだって人間なのですから。
分業化によって、オタク同士も小さく、強力に結びつくようになってきています。抗体のようなものでしょうか?外部からの異物を何とか排除しようと頑張ります。
ただし、抗体と違う点は異物のみ排除すればよいのですが、大切な栄養も排除する点です。もちろんオタク達は、こんな意見があることは十分にわかっています。しかし、そんな意見が出れば出るほど意固地になります。子供と一緒です。
ただし、オタクと呼ばれる人の一部には、自分たちの特殊ワールドが世界の中心にあると信じて疑わない人もいるため、困惑することもあります。(多くのオタクはマイノリティであることは自覚しています)
鎖国するオタクは世界から取り残されます。暗いオタクは、世界中の元気で社交的なオタクに置いてけぼりにされます。
それでも、オタクは否定します。日陰を好み、社会に対して壁をつくります。一部の集団内での立ち位置が重要なのです。
しかし、鎖国状態のオタクが元気で社交的なオタクになれば、これからの日本の希望の星になることでしょう。
明るく、元気で、社交性のあるオタクはあらゆる分野で活躍するプロフェッショナルです。最前線で活躍しているのは元気なオタクです。
私は、すぐに壁を作るタイプのオタクです。