唐突ですが、2-(-1)=3 となります。どういうことでしょうか?ここでは、マイナス値を減算するとはどういった意味であると考えれば良いのでしょうか?ここでは、できるだけわかりやすく説明してみたいと思います。
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マイナスのマイナスはプラス
「2-(-1)=3」をこの図を使って説明します。
- まず、+2の位置に移動します(目で追うだけでもよいですよ)
- 次に減算(引き算)のマイナスがありますので、2の位置からマイナスのほうに向きます。あなたは今、+2の位置からマイナスのほうに向かって立っています。(座っているかもしれませんね)
- そのままの状態で-1進むので、一歩後ろに下がります。この時あなたは3の位置に移動しました。
いかがでしょうか?プラスやマイナスというのは、上図では向きを表していることがわかったと思います。負数の減算時にマイナスのマイナスはプラスというような覚え方をしているかもしれませんが、一度は意味を納得しておくことが大切です。
マイナス掛けるマイナスはプラス?
マイナス値で乗算することは、符号を反転させるて計算することで特段困ることはないです。
- プラス × マイナス = マイナス
- マイナス × マイナス = プラス
従って、掛け合わせる数の中で、マイナスの値が奇数個であれば計算結果はマイナス値になるし、偶数個であればプラス値になります。とは言いましてもなんだかすっきりしませんので、概念的な説明をしたいと思います。余計モヤモヤするかもしれませんが、見てみましょう。
簡単な概念的な説明
以下のように、時速50kmで走る車を考えます。
- 時速50kmで進む車(上)は、2時間後には、100km前方にいます
- 時速50kmで進む車(上)は、2時間前には、100km後方にいます
- 時速50kmで戻る車(下)は、2時間後には、100km後方にいます
- 時速50kmで戻る車(下)は、2時間前には、100km前方にいます。
符号を無視し、言葉だけで表現するとこのようになりますが、それぞれ以下の式で置き換えてみると、マイナス掛けるマイナスはプラスと言うことが、なんとなくイメージできると思いますが、いかがでしょうか?どの言葉をマイナスやプラスで表現しているかに注意して確認してみてください。
- 時速50km × 2時間 = 100km
- 時速50km × (-2時間) = -100km
- (時速-50km) × 2時間 = -100km
- (時速-50km) × (-2時間) = 100km
最近、管理人のパッソが故障しました。ウォーターポンプの故障らしいです。便利な時代ですね、インターネットで調べてみるとパッソは故障しやすいと騒がれている気配もあります。リコールしてよね。