『上を見たらキリがないが、下を見たら何もない』 前を見るしかないのか

Pocket

『 上を見たらキリがない。現実を見ろ、努力しろ。』 誰もが一度や二度は言ったり言われたりしたんじゃないでしょうか。ちょっと待った。下を見たら何もないときもあります。どうしようもない不安に脅える自分がいます。どうしたらよいのでしょうか?

スポンサーリンク

上を見るしかない

だって、上を見るしかないのです。下を見ても何もないんですから。上といってもものすごく上を見るから、それを現実逃避として見られてしまうのです。ちょっとずつ上を見てがんばって、ちょっと上にたどり着けます。それでも下を見ても何もない、誰もいないかもしれません。

繰り返しです。

これはブログですのでブログで例えますが、月間5,000PV のブログの管理人が 「 これってヤフーの何ミリ秒分? 」 と考えても仕方がありません。比較対象が上すぎるのです。その上、見ようとしても、高すぎて見えません。ハワイのマウナケアの頂上にある「すばる望遠鏡」でも見えません。

ストップウォッチでは重力波は計測できないということです。次の上は、慎重で小心者であれば 6000PV 、せっかちな人でもせいぜい 10,000PV といったところでしょうか。少しずつ上を見ましょう。

いつスタートするかは個人の自由

繰り返しになりますが、ちょっとずつ上を目指せばよいとは思います。ただ、最初の1年間と次の1年間では上に昇るスピードが全く違うことでしょう。「ちょっと」の感覚が全く違っていることでしょう。

スポーツだって勉強だってそうです。小学校の6年間で円の面積まで計算できました。ここまで12年間です。次の10年間で大学を卒業する頃には、相対性理論を熱く語りながらハイボールで乾杯しているかもしれません。E = mc2 を美しいとか素晴らしいとか言っていることでしょう。

スポーツだって勉強だって仕事だって、土台ができるまでに時間がかかります。最初が最も辛い時期なのです。この時期を乗り越えると上昇スピードがグングンと加速していきます。もちろん、努力(練習)の継続は常に必要です。

そして、何をやるにしても、いつスタートするかは個人の自由です。いつでもいいのです。

そして、多くの場合は早くスタートしたほうが有利です。早くスタートした人の成功をうらやましく思ったときには、既に遅いのです。特に仕事関係に言えることです。

ただし、こんな前向きに考えることができる人もいるのです。勇気づけられる言葉だと思います。

「 スタートが遅かった分、ゴールはスタートの早いやつよりも、もっと先にあるんじゃないかって 

しかし、遅すぎることはないと感情論ではわかりますが、遅れを取り戻すのは本当に大変です。早いほうが有利なものであれば早く始めたほうが良いに決まっています。必要なのは、決断力です。

後悔だけは一丁前(実は単なるかまってちゃん)

最後になります。言い出す時期は人によって違いますが、高校生・大学生・社会人・高齢者になっても、ずっと言い続けられている愚者の戯言を紹介します。

「 もっと、勉強しておけば良かった 

遅いと自分で勝手に判断して諦めて、何の努力も行動もしなかった者の戯言です。最初に後悔した時点で何の勉強かは知りませんが、やれば良かったのです。思う気持ちはわかります(私も思います)が、口には出さないように気をつけたいものです。

諦めたらそこで試合終了ですよ

諦めたらそこで試合終了ですよ

実際に言われたときには、具体的に何の勉強しておけば良かったと後悔しているのかを聞いてみましょう。もやっとした回答が得られることが多いです。そして、別の話を楽しみましょう。単なるかまってちゃんのケースが多いですから。

居酒屋で本当によく聞くことができますよね。「もっと、勉強しておけばよかった」と。

スポンサーリンク


Pocket

Leave a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *