ここでは、マクロの記録というエクセルの機能を使って VBA と マクロの違いを説明したいと思います。結論から言いますとマクロと VBA は全く違います。言葉の通り違います。
それと、意味不明なアイキャッチ画像には訳があります。読み進めていけば多分わかります。訳はありますが、意味はありませんけどね。
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マクロの記録
マクロの記録と言う機能がありますので、この機能を使ってみます。以下の手順で操作します。
1.開発タブのマクロの記録をクリックします
2.ダイアログが出力されますので、マクロ名を入力しOKボタンをクリックします
3.下記のようにセルを黄色に塗りつぶします
4.記録終了ボタンをクリックし、記録を終了します。図はではマクロの記録のままですが、記録を開始すると記録終了にキャプションが変更されています。手抜きで失礼しました。
5.マクロボタンをクリックします。記録したマクロ名でマクロが保存されているので内容を確認できます。
そして、今回の操作で記録されたマクロは以下のようになりました。
記録されたマクロ
色々やっているようですが、Range でセル(E8:F10)を選択し、Color プロパティで色を設定していることがわかります。
Sub Macro1() ' ' Macro1 Macro ' Range("E8:F10").Select With Selection.Interior .Pattern = xlSolid .PatternColorIndex = xlAutomatic .Color = 65535 .TintAndShade = 0 .PatternTintAndShade = 0 End With End Sub
VBA と マクロ の違い
上記で出力されたものはマクロです。マクロの作成機能で作成したものです。そして、VBA で記述されています。
「ん?馬鹿なの?だから同じでしょ」
と言う声が聞こえてきそうですが、違います。ここから、話を余計に混乱させる得意の例えになっていない例え話をします。
商品名と原材料
100% 木だけで作製されたイスがあるとします。釘も一切使っていません。無垢なかわいいイスです。木で作製されたイスです。生産国とか記載することが混乱の素になるのですが敢えて記載しています。おっさんの悪い癖です。
生産国:日本
商品名:イス
原材料:木(100%)
この例でいくと、マクロと VBA の関係は下記のようになります。
生産国:あなたがエクセルに作らせた
商品名:Macro1
原材料:VBA
どうでしたでしょうか?例えはいかがでしたでしょうか?