[ 小学算数 ] 大人が解けない 「 9-3÷1/3+1 」 は暗黒時代突入の前兆

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大手企業の技術者の多くがタイトルの計算問題を解答できなかったようです。タモリ風に言ってみます。せーのっ! 「 そんなこたーない 」 では続きをどうぞ。

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「9-3÷1/3+1」が計算できなくて大丈夫なのか? 1部上場企業技術者「小学生以下」学力の実態

では、正解はどうなんでしょうか?記事の中には出てきていませんね。何ででしょうか?当たり前だからでしょうか?記者がわからなかったからでしょうか?違いますよね。管理人みたいに話題にして記事の話題性を高めるためですね。簡単に言えばページビューを稼ぐための戦略ですね。頭いいですね。

では、出版社の戦略に乗っかりまして解答してみようと思います。

間違いの計算過程

÷ と / はどちらも割り算に見えてしまいますので、このように間違えた計算手順を踏んだものと思われます。

「9-3÷1/3+1」の間違った計算順序

「9-3÷1/3+1」の間違った計算順序

3÷1 = 3、3÷3=1、9-1+1=9 であることが間違いであると言っているように思われます。(こんな式の書き方あるのでしょうか)管理人は予想通りこちらの解答でしたね。

正しい計算手順

おそらく記事での主張は、正しくは、以下のような計算手順だと思われます。

「9-3÷1/3+1」の正しい計算手順

「9-3÷1/3+1」の正しい計算手順

3÷(1/3) = 9 なので 9-9+1=1だと言う事でしょう。問題の計算式の記載方法で出題されて解答できなかったのであればそれは問題の出し方が悪いでしょう。せめて。1行で出題するのであれば「9-3÷(1/3)+1」のように括弧などをつけるべきですね。

まあ、この部分に食いつくことこそが出版社の思惑通りの行動だと思いますので、あまり目くじらを立てることもないでしょう。あくまでも記事の主張は、学力が低下しているということなんでしょうからね。本音と建前と言うやつですかね。

暗黒時代突入の前兆か

記事中では、以下のように言及されています。

  じつはこの「9-3÷1/3+1」の計算問題は、四則計算、とくに分数への理解力をみるための類型問題とされ、ある製造業企業が高校や大学を卒業したばかりの新人技術者に行っていた算数テストにも出題されていた。
中部経済連合会の「日本のものづくりの競争力再生と産業構造転換の推進」(2012年2月)に若手労働者の学力・能力低下の事例として盛り込まれ、その製造業企業の技術者の正答率は4割しかなかった。この企業では毎年、同様の算数テストを実施しており、1980年代の正答率は9割だったという。

では、日経平均とともに1980年代から現在までを簡単に振り返ってみようと思います。

簡単すぎますね。失礼しました。

確かに、1980年代はバブル景気で株価も上昇を続けていますね。何か学力調査と関係あるのかは疑問ですが。。。1980年代の正答率は90%であったとのことから現在の基礎学力は下がっていると言うことです。しかし、1980年代が会社の第一線で活躍する時代になるまでも、なってからも、株価は下がったままですね。「失われた20年」と言うやつですね。日本が躍動する時代は戻ってきていませんね。

ただ、学力が下がったことは現実のようですので、経済と相関関係があるならば、これから10年後、20年後は暗黒時代に突入するかもしれません。それはこれからわかることです。今はまだわかりません。

しかし暗黒時代突入が危険視されているのであれば、対策も打てます。何よりも現在の学生の皆さんが奮起するでしょう。日本の、あなたの未来はきっと明るいはずです。将来の活躍を楽しみにしています。

パーリーピーポー

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