本ページは、簡単な Java コードをコンパイルして実行するサンプルを示すとともに、コンパイルとファイル名とクラス名の関係についてみていきます。これから Java をはじめる人は覚えておいて損はないでしょう。
スポンサーリンク
クラス名とファイル名が異なる場合のコンパイル結果
次に示すようにファイル名とクラス名が異なる場合におけるコンパイル結果を確認してみます。
// ファイル名:print.java class Sample { public static void main(String[] args) { System.out.print("コンパイルと実行"); } }
コンパイル結果
C:\java>javac print.java C:\java>dir C:\java のディレクトリ 2014/07/08 16:59 <DIR> . 2014/07/08 16:59 <DIR> .. 2014/07/08 17:02 206 print.java 2014/07/08 17:07 493 Sample.class 2 個のファイル 699 バイト 2 個のディレクトリ 9,879,707,648 バイトの空き領域
コンパイルの結果、作成されたのはクラス名の .class ファイルです。.class ファイルという拡張子からも、当然と言えば当然ではありますが重要なポイントです。
実行する
C:\java>java Sample コンパイルと実行
当然ながら、以下の操作はエラーとなります。
C:\java>java print エラー: メイン・クラスprintが見つからなかったかロードできませんでした
ポイント
- ファイル名とクラス名は同名とする
- 1ファイルに1クラスを記述するようにする