PHP5 ( windows版 ) では、php.ini ファイルの oci8 の拡張 dll を有効にするだけで OCI8 を使って Oracle データベースに接続できるようになります。
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PHP.INI
extension_dir = "path/to/extension_dir" ; いずれか一方のみ有効にすること ; 同時に有効にすることはできない extension=php_oci8.dll ; Use with Oracle 10gR2 Instant Client ;extension=php_oci8_11g.dll ; Use with Oracle 11g Instant Client
PHP5.3 以降 Oracle11g クライアントライブラリを使用する場合は php_oci8_11g.dll を使用します。 Oracle10.2 クライアントライブラリを使用する場合には php_oci8.dll を使用するように変更されているので注意が必要です。
pdo_oci をセットアップする
OCI8 ではなく PDO_OCI を使用する場合は、PHP5.3 以降 php_pdo_oci.dll を有効にします。それ以前の PHP では php_pdo_oci8.dll を有効にします。
PHP.INI
; PHP5.3 以降 extension=php_pdo_oci.dll ; PHP5.3 以前 extension=php_pdo_oci8.dll
Oracle に接続できない場合
参考リンクにも記述があるように、Oracle の複数のバージョンがインストールされている場合には、注意が必要です。Oracle に接続できない原因の多くは Oracle の環境設定の問題であることのことです。接続できない場合には Oracle の環境変数や php.ini の記述など色々な設定を確認する必要があります。
参考リンクより引用
Windows では、一つのマシン上に Oracle の複数のバージョンを持つと、 PHP が Oracle の正しいバージョンだけを使用することを確認するために注意を払わない限り、 すぐにライブラリのクラッシュを引き起こします。
出来るならば、複数のバージョンのクライアントがインストールされている環境は避けたいものです。