木に縁りて魚を求む
孟子
魚を捕まえるのに木に登るなんて、目的と手段が間違ってるよということです。魚捕まえたければ海や川に入りなさい。当たり前だけどね、♪♪♪♪♪
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道は爾きに在り、而るにこれを遠きに求む
(みちはちかきにあり、しかるにこれをとおきにもとむ)
孟子
自分がすべきことは身近にあります。だけど遠くに答えを見つけようとしてないですか。
百里を行く者は九十を半ばとす
戦国策
最後の詰めが大切という話です。病気も治りかけが大事です。最後の詰めを誤るとすべてご破算になることだって山程あります。
前事忘れざるは後事の師
戦国策
自分の過去の体験や歴史を学んでおけば、現代を生きる上でも参考になるということです。言葉としては温故知新にも部分的に似ています。
麒麟の衰うるや、駑馬これに先だつ
戦国策
昔能力を発揮したが、現在はだめな人間は今の一般人よりも劣るということですが、これを事実と認める人間は少ないです。
その長ずる所を貴び、その短なる所を忘れる(孫権)
三国志
部下の短所には目をつむり、長所を発揮できる場を提供することによって人材を育成したということだと思われます。
喜怒を色に形(あらわ)さず
三国志
良いリーダーは感情を表さないということでしょう。
鶏肋
三国志
捨てるには惜しいが、あまり役立たないもののことです。
智は禍を免るるを貴(たっと)ぶ
三国志
トラブルからリカバリするのも凄いことですが、本当の智を持つ人はトラブルそのものを起こさずに回避するということです。
流水の清濁はその源にあり
貞観政要
トップが濁っているとその配下の人も濁るということです。国のトップが濁っていると、人民も濁ります。
安きに居りて危きを思う
貞観政要
上手くいってるときほど、危機への対策を怠ってはならないということです。さすがです。
諍臣は必ずその漸を諌む
貞観政要
トップがバカなことやりそうな兆しがあれば、その時に部下が意見しましょうということです。難しいことです。
君子は豹変す
易経
君子豹変と聞くと、意見がコロコロ変わるイメージで悪いイメージがあります。実際にそのように使われているケースのほうが多いようですが、実際は今まで自分からより良い自分への変化という意味で使われていたようです。
君子以って事を作すには始めを謀る
易経
まずは行動せよということです。
善を見れば則ち遷り、過ちあれば則ち改む
易経
いいことはすぐに学びましょう。過ちは直ちに正しましょう。難しいことです。
霜を履みて堅氷至る
易経
ある日突然、氷に閉ざされた冬になるわけではありません。最初は初霜が下りるように、徐々に物事は進行します。注意深く観察することも大切です。
窮すれば則ち変ず、変ずれば則ち通ず
易経
どうしようもなく行き詰ったら、それを打開するような変化が起こり、新たな展開が始まるということです。
言は行を顧み、行は言を顧む
中庸
発言と行動(言行)を一致させていることができていますか。私はできていないですね。
人、一たびしてこれを能くすれば、己これを百たびす
中庸
他の人が一回ででき、自分が一回でできなくとも百回もやればできるようになります。 あきらめてはいけません。諦めたらそこで試合終了(by 安西監督)
知者はこれに過ぎ、愚者は及ばず
中庸
知者はその性格上、本質ではないどうでもいいことまでも、いろんなことを知りたがります。愚者はようするにバカだから足りません。バランスが大事ということです。
事予めすれば則ち立ち、予めせざれば則ち廃す
中庸
何かする場合は、事前にしっかり準備しなければならないということです。また、行き当たりばったりと、臨機応変は全然違います。真逆の意味です。準備してないと臨機応変などありえません。
疑謀は成すなかれ
書経
物事を実行する・行動を起こす場合には、疑問点がある場合はすべて解明してから実行すべきであり、 疑問が残っている場合には行動してはいけないということです。
その能を矜れば、その功を喪う
(そののうをほこれば、そのこうをうしなう)
書経
能力をひけらかしていると、成功しませんということです。ただ、能力が正当に評価される社会であればなお良いと思います。
下に臨むに簡を以ってし、衆を御するに寛を以ってす
書経
政治や規則・規定などは簡易にしてわかり易くし、大衆をコントロールするなら寛大でありなさい。ということです。
知ることの艱きにあらず、行うことこれ艱し
書経
学ぶのは易しいが、実際に行動することは難しいということです。確かにそうだと思います。
人と与にするには備わらんことを求めず
書経
人に完璧を求めてはならないということです。
天知る、地知る、子知る、我知る
十八史略
ここには私達しかいません。どうぞこれをお納めください。贈収賄の類の話がありますが、天地もこのことは知っているし、あなたも私も当然知っているということです。
一利を興すは一害を除くに若かず 一事を生ずるは一事を減ずるに若かず
十八史略
利益になることを増やすよりも、利益の妨げになっているものを除いた方がいいし、 事業を増やすよりも、減らした方がいいということです。多角経営よりも、選択と集中といったことでしょうか。
むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ
史記
極端に言えば、大企業で歯車で生きるよりも中小企業でトップに立ったほうが良いということでしょうか。
君子は交わり絶ちても悪声を出ださず
史記
ある特定の人物との交流をやめても、その人の悪口は言わないほうが良いと言うことです。
四時の序、功を成すものは去る
史記
季節が移りゆくように、成した人は潔く舞台裏に引っこみ、次に託すということです。老兵はただ去り往くのみということでしょうか。
国士無双
史記
役満ですね。実際は、唯一無二の偉大な政治家といった意味です。
管を以って天を窺う
(くだをもっててんをうかがう)
史記
井の中の蛙 大海を知らず。言い換えるとこんな感じでしょうか。
言に匪ずんば言うなかれ 由に匪ずんば語るなかれ
(げんにあらずんばいうなかれ ゆうにあらずんばかたるなかれ)
詩経
言わなくていいことは言う必要はありませんし、理由がないことも言うことはないということです。ペラペラ喋りすぎていませんか。