ここでは、速さ、時間、道のり(距離)を計算する練習問題とその回答例を掲載しています。なお、問題文に登場する人物は架空の人物です。
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問題(要らない情報付き)
必要な情報と不要な情報を切り分けることも大切です。
ダルビッシュ君の家から駅まで 2kmあります。海の日の午前中は休みで予定もなく退屈だったので、午前 9時に家を出発して駅を通って海までサイクリングをしました。
途中、寄り道もせず一気に海まで行くつもりでしたが、ちょうど駅前に着いたときに後輩のマー君に遭遇しました。そこで、彼らは佑君の今後を憂うことにしました。駅に到着した時刻は、9時5分でした。
時間も忘れて話をしているとちょうど 10時になっていました。ダルビッシュ君は気を取り直して海へ向かって自転車を漕ぎ出しました。この時の速さは家から駅までのスピードと全く同じです。パーフェクトヒューマンです。
途中の坂道はブレーキをかけずに夏の風を感じていました。さわやかな夏の日差しです。そして海についたのは 10時 10分でした。
※ 坂道や信号がある場合でも、常に一定の速度で進んだものとする
※ 秒まで細かいことは気にしない
※ 登場人物は実在の人物ではない
色々面倒くさい問題です。まずは、必要な情報と必要ではない情報を振るいにかけてみましょう。
なお、今は3人とも調子が悪い様子です。若手の二刀流・大谷君の話題で持ちきりです。
問1 ダルビッシュ君は家から駅まで分速何mで走りましたか?
速さは、( 道のり ÷ 時間 ) で求めることができます。家から駅までは 2km ( 2000 m ) であり、駅までかかった時間は 5分なので、
道のり ÷ 時間 = 2000 ÷ 5 = 400 と計算することができますので
答えは、分速 400m です。なお、400 m / 分 と表すこともできます。
結構速いスピードでした。
問2 駅から海まで何kmありますか?
分速 400m で自転車をこぐダルビッシュ君です。駅から海までの 10分間も同じスピードでいで移動します。パーフェクトヒューマンです。
道のり ( 距離 ) は、速さ × 時間なので、400 ( m / 分 ) × 10 ( 分 ) = 4000 ( m ) と求めることができます。なお、問題文は 何 km かで問われています。つまり、答えの海までの距離は 4 km となります。
掛け算の単位に注目してみましょう。分母と分子の 分 が約分されています。単位も掛けたり割ったりできるのです。
問3 大谷翔平のスピードはどこまでアップしますか?
この問題は宿題とすることにします。