[ 中高生理科 ] 震度とマグニチュードは別物(揺れの大きさと地震の大きさ)

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震度とマグニチュードは直接の関係はありません。震度とはある地点での揺れの大きさを表し、マグニチュードは地震のエネルギーの大きさを表します。なお、マグマグの実とは全く関係ありません。どちらかと言うと、グラグラの実のほうが関係ありますね。

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震度とマグニチュードは別物

例えば、日本の裏側にある遠く離れたブラジルでマグニチュード8の大地震が発生したとします。もちろんブラジルでは大きく揺れ、震度も大きなものになるでしょう。しかし、日本では揺れを感じることはなく、震度0ということもあります。反対に、2011年3月11日に日本で発生した東日本大震災では全く逆のことが起きたでしょう。ただし、地震の痕跡は揺れではなく、津波となって届いていたかもしれません。

地震とマグニチュードの関係は太陽など恒星の絶対等級と見かけの等級と似ています。地球から見ると太陽は近いので最も明るく見えますが、宇宙には太陽よりも大きく明るい恒星が沢山あります。しかし、地球から見ると夜に点の光として見える程度です。

震度と揺れ

気象庁では以下のように震度と揺れの状況の対応を示しています。

震度揺れの状況
震度0人は揺れを感じない
震度1屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる
震度2屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる
震度3屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる
震度4ほとんどの人が驚く
電灯などの吊り下げ物は大きく揺れる
座りの悪い置物が、倒れることがある
震度5弱大半の人が恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる
棚にある食器類や本が落ちることがある
固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある
震度5強物につかまらないと、歩くことが難しい
棚にある食器類や本で、落ちるものが多くなる
固定していない家具が倒れることがある
補強されていないブロック壁が崩れることがある
震度6弱立っていることが困難になる
固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある
壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある
耐震性が低い木造建物は、瓦が落下したり建物が傾いたりするものがある。倒れるものもある。
震度6強はわないと移動することができない。飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる
耐震性が低い木造建物は、傾くものや、倒れるものが多くなる
大きな地割れが生じたり、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生することがある
震度7耐震性が低い木造建物は、傾くものや、倒れるものがさらに多くなる
耐震性の高い木造建物でも、まれに傾くことがある
耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では、倒れるものが多くなる

マグニチュードと地震の大きさ

マグニチュードと地震の大きさは以下のようになっています。

地震の大きさマグニチュードメモ
極微小地震-2~12002年に伊豆大島近海で発生した震度1を観測した最も小さな地震(Mj0.2)
微小地震1~3日本では毎日のように発生
小地震3~5日本では毎日のように発生
中地震5~71945年広島の原爆が放出した全エネルギーがこの範囲にあたる
大地震7~81995年阪神淡路大震災
巨大地震8~91923年関東大震災
超巨大地震9~102011年東日本大震災
1960年のチリ地震のマグニチュードは9.5で現在わかっている最大規模の地震
地球で起こる最大の地震はM10と考えられている
参考10~恐竜の絶滅の原因と見られる小惑星の地球への衝突レベル

マグニチュードの強さ

マグニチュードに関しては、1違うと、大体32倍のエネルギーの違いとなります。幼稚園児のマグニチュードが1上がると、ボルトを置いてきぼりにできます。そのくらい大きな違いです。地球規模のエネルギーなのでやはりスケールも大きいですね。ちなみに地震が発するエネルギーの大きさを E(単位:ジュール)、マグニチュードを M とすると、以下の数式であらわすことができます。というよりもそう決めたというほうが正しいでしょうか。

エネルギーとマグニチュードの関係

エネルギーとマグニチュードの関係

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