所詮ないものねだり「隣の芝生は青く見える」とはよく言ったものだ

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何故、人は他人のものは良く見えてしまうのだろうかと考えさせられます。ちなみに、英語では次のように言います。また、同義の言葉として「隣の花は赤い」と言う言葉もあるようです。

日:隣の芝生は青く見える

英:The grass is always greener on the other side of the fence.

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隣の芝生は青く見える

プログラマと型枠屋の会話

次のような会話を、プログラマ(まさお)と型枠屋でしました。夏になると、いつも同じ会話になります。 (;^_^A

なお、富山弁バージョンでの会話です。ニュアンス伝わるか心配です。

 

型枠屋「いいの~、クーラーのついた部屋での仕事やから楽やろ?俺たちは暑い外やぞ。だから大変やちゃ」「それに比べたらやっぱお前ら楽やろが」

PG「いや、仕事で汗かけて羨ましいわ」「2日酔いだってすぐ抜けるし。体動かせた方がいいちゃよ」

 

毎度の会話です。下手すると、同じ会話を連日繰り返します。ハイボールで記憶が吹っ飛びますので(笑)。

何故「隣の芝生は青く見える」のか

まずは型枠屋の立場になって考えてみます。なぜ、室内仕事が楽でいいと思うのか考えてみたいと思います。

  • クーラー聞いてるので汗をかかない
  • 肉体的には確かに楽
  • 自分たちの大変さアピール

くらいかと思います。次は、プログラマ目線で考えてみることにします。

  • ただ暑いだけだから、それくらい我慢しろ
  • 体を動かせる人間なら、誰でもできる
  • 2日酔いがすぐ抜けるのでむしろ楽(偏った意見ですが。。。)

適当に並べてみましたが、おそらくどちらも相手の仕事に対する「無知と偏見」があるのだと思います。

また、どちらも「自分の仕事の方が大変だと思いたい」のだと思います。ある意味、一生懸命で仕事にプライドを持っていることの裏返しかもしれませんが。

ただ、いずれにしても、自分と他人とを比べています

今は亡きスマップの代表曲である「世界に一つだけの花」の一節にある「ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン」のように考えることは人間には難しいことがわかります。

どうすれば他人と比較しなくなるか

「隣の芝生は青く見える理由」とか「他人と比較しないようにするには」と言った内容でインターネット上には「ポジティブな発言」が飛び交っていますが、どれもこれも詭弁だらけに感じます。

詭弁好きが日本人に多いことは知っています

オンリーワンであると考えるようになるには、圧倒的にナンバーワンになるしかないと思います。しかし、ある分野でナンバーワンでも他の分野のナンバーワンと比べていては、いつまでたっても他人と比較を続けることでしょう。

よって、他人と比較しなくなるには、ある時点で自分に満足してしまうことです。何をもって満足するかは人によって違うとは思いますが、ゴール地点を決めることさえできれば「それ以上、上を見ない。頑張らない。何もしない。」と、他人との比較はしなくなると思います。

ネガティブな発言に思われる方も多いと思いますが、そう思います。

わたしは、ゴール設定ができていないので、人を妬み、人と比較し続けることでしょう。残念!

 

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