ここでは、VBA において1行に複数の処理を記述するサンプルを掲載しています。何気に重宝したり、しなかったりします。
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変数宣言と初期値の設定を1行で記述
VBA では、Const値などを除いてオート変数は宣言と初期化を同時に行うことはできません。多言語のように、次のような記述はできません。構文エラーとなります。
' コンパイルエラーとなる Dim str As String = "初期化文字列"
次のように変数宣言と初期化は個別に記述する必要があります。
' コンパイルエラーとはならない Dim str As String ' 変数宣言 str = "初期化文字列" ' 値の代入
VBA では、変数宣言と値の代入を一度に記述することはできませんが、複数の処理をコロン(:)で区切って1行に記述することはできます。次の記述はコンパイルエラーとはなりません。
' 変数宣言と初期化 Dim str As String: str = "初期化文字列"
上記は、2つの処理だけですが、コロンで区切ってそれ以上の処理を記述することもできます。他には、データベースの切断時などに次のように機械的に記述している人もいるかと思いますが、1行でまとめると、見た目がちょっとスッキリするかもしれません。
' データベース切断 db.disconnect: Set db = Nothing
以上、小ネタでした。