ここでは、MS Access のSQLで使用できるLen関数とLenB関数の使用方法を掲載しています。
Len 関数 | 文字列の文字数を取得する |
LenB 関数 | 文字列のバイト数を取得する |
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サンプルテーブルの内容
SQL を実行するテーブルは下表のようなデータが格納されているものとします。テーブル名は「サンプルテーブル」でテキスト型と通貨型のカラムがあるものとします。
テキスト型列 | 通貨型列 |
---|---|
クリリン | 123456 |
大魔王 | 123 |
SQL実行(Len/LenB関数)
上記のテーブルに対して次のSQLを発行して、その取得内容は下記のとおりです。
select Len(テキスト型列), LenB(テキスト型列), Len(通貨型列), LenB(通貨型列) from サンプルテーブル
クエリ結果
Len(テキスト型列) | LenB(テキスト型列) | Len(通貨型列) | LenB(通貨型列) |
---|---|---|---|
4 | 8 | 6 | 12 |
3 | 6 | 3 | 6 |
結果は上記の通り、テキスト型のみならず通貨型も文字列と同じような扱いを受けていることがわかります。なお、検証した MS Access のバージョンは2007です。通貨型の場合は、Len関数によって数値の桁数が取得することに利用することができそうです。
なお、NULL 値の場合は NULL がリターンされます。