ウィキペディアによると
「12345679×9×任意の1桁の自然数a」の解は、その1桁の数字aが9個並ぶ。
とのことです。
一体これはどういうことでしょうか?それは、こういうことです。
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「12345679×9×任意の1桁の自然数a」の解は、その1桁の数字aが9個並ぶ
12345679 × 9 × 1 = 111111111
12345679 × 9 × 2 = 222222222
12345679 × 9 × 3 = 333333333
12345679 × 9 × 4 = 444444444
12345679 × 9 × 5 = 555555555
12345679 × 9 × 6 = 666666666
12345679 × 9 × 7 = 777777777
12345679 × 9 × 8 = 888888888
12345679 × 9 × 9 = 999999999
おー、びっくりです。
ちなみに、123456789ではありませんよ。12345679です。なんか、おしいですね?
でもですね?よく考えてみてください?そんなに驚くこともないんですよ?上の結果から簡単に以下のようなことも言えるわけです。
37037037 × 3 × 1 = 111111111
37037037 × 3 × 2 = 222222222
37037037 × 3 × 3 = 333333333
37037037 × 3 × 4 = 444444444
37037037 × 3 × 5 = 555555555
37037037 × 3 × 6 = 666666666
37037037 × 3 × 7 = 777777777
37037037 × 3 × 8 = 888888888
37037037 × 3 × 9 = 999999999
どうしてか?これは、「12345679 × 9 × 1 = 111111111」を「12345679 × 3 × 3 × 1 = 111111111」にしてから、もう一度「37037037 × 3 × 1 = 111111111」のように式を変形しただけです。
本質を見抜こう
結局、最初の計算結果が「111111111」になるような数字を見つけさえすればいいだけと言うことになります。「8」が抜けているのが残念ですが「12345679」の並びのストレート的なイメージから、凄さが1000倍増しくらいに感じるのではないでしょうか?ストレートだとさらに1000倍増しくらい感じることになると思います。
上記は計算結果が9桁もありますので、3桁「111」とか4桁「1111」くらいで、何かすごそうに感じる数字を見つけてみるのもいいですね。
この世知辛い世の中、大したことではないことをどれだけ凄そうに見せるかによって商品の値段などは数倍、数十倍へと跳ね上がります。大人はとてもずるいのです。小学生・中学生の清い少年たちのみなさんも騙されないようにしてくだいね。本質を見抜く目が大切です。