[ 高校数学 ] 命題と論証 ~ 逆の裏は対偶 ~

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ここでは、命題について学んでみようと思います。

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命題と真偽

命題の真偽は、以下のことが成り立ちます。

命題「AならばB」(以下、A ⇒ B)が成り立つときは真、成り立たないときは偽であると言う。また、A ⇒ B が真のとき、条件Aを満たす要素の集合を p、条件Bを満たす要素の集合を q とすると、p ⊂ q が成り立つ

必要条件・十分条件

  • 命題「p ⇒ q」 が真のとき、p は q の十分条件、q は p の必要条件
  • 命題「p ⇔ q」 が真のとき、p は q (または q は p )の必要十分条件

否定

命題や条件 p の否定を p と表し、以下のことが成り立ちます。「ドモルガンの法則」と言われています。ドさんが発案しました。インド生まれのイングランド人のようです。

p または qp かつ q

p かつ qp または q

逆・裏・対偶

下図のような関係で、名前がつけられています。

なお、以下のことが成り立ちます。

  • ある命題 「p → q」 ( p ならば q ) が真のとき,その対偶 は真である
  • ある命題 「p → q」 ( p ならば q ) が真のとき,逆や裏は必ずしも真(正しい)とは限らない
  • ある命題 「p → q」 ( p ならば q ) とその対偶とは真偽が一致するので,対偶の真偽を示せば元の命題の真偽が示せる.

例えば、p ならば q であることを証明するには、「 q ではないならば p ではない」ということを証明することでもよい、ということを意味しています。

管理人はハイボールが好き、ハイボールが好きでないならば管理人ではない

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