[ VB.NET / C# ] フォームプロパティ – 常に最前面(TopMost), 透明にする(Opacity)

ここでは、フォームのプロパティを2つ紹介しています。スケスケのフォームを確認できます。

1. フォームを常に最前面にする TopMost プロパティ
2. フォームを透明にしたり透かしたりする Opacity プロパティ

フォームを常に最前面にする TopMost プロパティ

フォームを常に最前面に表示するには、TopMost プロパティを True に設定します。デフォルト値は False です。なお、TopMost が True に設定されているフォームが複数ある場合には、それらの配置はマウス操作で入れ替えることができます。そのときも TopMost プロパティが False のアプリケーションよりは常に前面に表示されます。

VB.NET

Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, _
                       ByVal e As System.EventArgs) _
                       Handles MyBase.Load

    Me.TopMost = True

End Sub

C#

private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
   this.TopMost = true;
}

フォームを透明にしたり透かしたりする Opacity プロパティ

フォームの透明度 ( 正確には不透明度 ) を変更するには、Opacity プロパティを設定します。設定出来る値は 1 ～ 0 となっています。デフォルト値は 1 で、不透明度 100% です。0 にすると不透明度 0% となり透明となります。間の値を設定するとスケスケフォームとなります。

VB.NET

Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, _
                       ByVal e As System.EventArgs) _
                       Handles MyBase.Load

    Me.Opacity = 1     ' 不透明度100%(デフォルト)
    Me.Opacity = 0.5   ' 半透明
    Me.Opacity = 0.0   ' 透明

End Sub

C#

private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
    this.Opacity = 1;    // 不透明度100%(デフォルト)
    this.Opacity = 0.5;  // 半透明
    this.Opacity = 0.0;  // 透明
}

透け透けフォーム出力例

Opacity プロパティに 0.8 および 0.3 を設定した場合の透け透けフォームの出力例になります。

Opacity = 0.3 がすばらしいです。