バカハブと賢いハブから学ぶ 伝わる言葉と老害の話

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こんにちは、masao です。好きな食べ物はところてんです。

早いもので IT 業界に入ってもうすぐ1回目の成人式がやってきます。元々はネットワークエンジニアでしたので、ハブには少なからず思い出があります。色々なハブがありました。時代とともに名称の定義も変化してきたように感じます。

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バカハブ

全てのポートに届いた信号を全てのポートに垂れ流すハブです。ポートに接続している機器の MAC アドレスを学習することができないバカということが由来だと思います。教科書的にはリピータハブといわれていると思います。

現在では、ほぼ絶滅種のハブです。エンジニアにとっては、全てのパケットをすべてのポートに対して垂れ流すので、便利だったりもします。敢えて言うなら通信の傍受が楽なのです。ただし、目的はパケットの解析になります。胡散臭い用途に使用するわけではありません。その昔、バカハブ求めて買出しに行かされたりもしました。

スイッチングハブ

ポートに接続している機器の MAC アドレスを学習するハブで、対象のポートにのみパケットを流します。わざわざ、ハブに接続された機器の通信内容をばら撒きません。ただし、学習が完了するまではバカハブと同じように動作します。

単にスイッチと呼ばれたり、L2 スイッチなどと言われることもあります。なお、個人や会社によっては「スイッチ」のことを次のインテリジェントハブのことを指していることもあります。

インテリジェントハブ

その名の通り「賢いハブ」です。

ハブ自体に IP アドレスを持ち、SNMP 対応は鉄板の機能です。マゾッ気を持つようになり、管理されることに喜びを感じています。もちろん、バカハブのようなこともしません。

先述の通り、単に「スイッチ」というと、インテリジェントハブと連想する人もいるので誤解なきようしておくことが必要です。

ハブから学ぶ伝わる言葉

私はネットワークエンジニアでしたが、データセンターとかのインフラの設計や運用を行うほうではありません。ネットワーク機器内で動作するソフトウェアの設計・プログラミングをしていたほうです。OS やプロトコルスタックの開発がメインでした。

ネットワークエンジニアの定義がわかりませんが、ネットワークエンジニアでも、仕事の内容が様々です。職種が違う人と話すときには、単にプログラマといったほうが楽です。同じ職種だろうと思われるような人とでも理解しあえない時も多々あります。

今では、地元に U ターンしてオープン系の開発がメインです。「オープン系」と言う言葉も理解せずに使用しています。と、言うよりも「オープン系って何?」って今でも思っていますが、なんだか周囲に流されて使用しています。

5年前のオープン系と現在のオープン系の意味が同じなのかは非常に疑問です。

ハブやスイッチの話と同じく、言葉の定義は時代とともに変化することは仕方のないことだと思います。また、現在も変化の途中であるのだと思います。面倒かもしれませんが、抽象的であったり、ニュアンス的な言葉ではなく、具体的な言葉を使用しないと誤解が生まれます。

言葉は相手に伝えるための手段です。若者が老人に伝えたい、老人が若者に伝えたいのであれば、使用する言葉は老人と若者で同じモノをイメージできる言葉でなくてはなりません。

お互いが同じことをイメージする言葉の選択は本当に大切です。「老害」や「ゆとり」などと、お互いを理解することを最初から否定していては、理解しあえる日は来ないでしょう。

もちろん、理解しあう必要がない場合にはこんなこと気にする必要もありません。ただし、理解できない相手を批判したり否定するのはやめておいたほうが無難です。非常に滑稽に見えます。もちろんお互いにです。

老害と呼ばないで

私も仕事の上では、「老害」と呼ばれないように気をつけているつもりです。感情ではなく、論理的に正しいものは正しい、間違いは間違いと判断できなくなったときは、エンジニアと名乗ることは終了だと思っています。先輩・後輩、上司・部下に関係なく最善の方法を選択するように心がけています。

そんなことは当たり前だと思われるかもしれませんが、実際の仕事では間違いである方を選択することもあります。お客様や取引先には、会社の規模を自分の実力と勘違いし、提案や指摘を自分への批判と受け止める人が少なからずいます。しかし、間違いを採用するため、品質や保守コストは悪くなる可能性が高くなります。

成長のチャンスを自ら潰し、自分のエゴを優先する人が老害だと思います。特に大企業には若手社員の中にも「老害」はいます。しかし、自分では気づいていないと思います。残念なことです。

もちろん、大企業には優秀な人は沢山います。羨ましいです。

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