[ Solaris / CentOS ] ユーザーの作成と削除 ( useradd / userdel )

ここでは、CentOS と Solaris でのユーザーの作成方法を掲載しています。

Solaris

Solaris でユーザーの追加と削除を行うには useradd および userdel コマンドを使用します。

ユーザーの追加

# グループ「school」を作成
groupadd school

# student ユーザーの追加（グループに「school」を指定）
useradd -g school -d /export/home/student -m -s /bin/bash student
64 ブロック

# パスワードの変更
passwd student
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: student のパスワードが変更されました

ユーザーの削除

# student ユーザーの削除
userdel student

CentOS ( Linux )

Linux でユーザーを作成するには adduser コマンドを使用します。Solarus とは微妙に違います。どんな経緯や事情があったのかはわからないです。テルミープリーズです。

ユーザの追加

# グループの作成(shop)
groupadd shop

# ユーザーの作成(hanko)
adduser -g shop -d /home/hanko -s /bin/bash hanko

# パスワードの設定
passwd hanko
Changing password for user hanko.
New password:
BAD PASSWORD: it is based on a dictionary word
Retype new password:
passwd: all authentication tokens updated successfully.

# ユーザー情報を表示する
id hanko
uid=500(hanko) gid=500(hanko) groups=500(shop)

# 設定内容を確認
view /etc/passwd

root:x:0:0:root:/root:/bin/bash
bin:x:1:1:bin:/bin:/sbin/nologin
daemon:x:2:2:daemon:/sbin:/sbin/nologin
(省略)
hanko:x:500:500::/home/hanko:/bin/bash

上記でパスワード入力時に、『BAD PASSWORD』と出力されていますが、これは単調なパスワードを入力しているために出力されているための警告です。再度同一のパスワードを入力した場合には、警告を無視してパスワードが設定されます。

ユーザーの削除

# ユーザーの削除
userdel -r hanko

-r オプションをつけることでユーザーと一緒にホームディレクトリも削除されます。