[ 中国古典 ] 老子の名言・迷言・格言

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上善は水の如し

同じ名前の日本酒がありますが、水のように、

  1. 器にあわせて形を変える柔軟性
  2. 人の嫌がる低い所へ流れる謙虚さ
  3. すごいエネルギー
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を身につければ、理想的(上善)ということでです。一部、同じ意味としては、『実るほど頭を垂れる稲穂かな』なんて言葉もありますね。実践するのは難しいが、覚えておきたい言葉です。

足るを知れば辱(はずかし)められず、止まるを知れば殆(あや)うからず

利益をもとめ、他人の迷惑などしったこっちゃないというのはいけいないこと、自分の利益を得たいなら Win – Win の関係を他の利害関係者と築きなさいということですす。今の中国のイメージとはかけ離れていますが、本当に同じ血が流れているんだろうか?難しいところです。

人を知る者は智なり、自らを知る者は明なり

人のことを知りよりも自分のことを知るほうが難しいです。相手は自分に対して一部のイメージだけでレッテルを貼ってくるでしょう。世の中そんなものです。しかし、素直に聞いて、自らを省みることができる人は明なんだと思います。

知りて知らずとするは尚なり。知らずして知れりとするは病なり

知っていることでも、むやみに話して回ってはいけません。知らないのに知ったかぶりするのは問題外です。どこかの総理大臣が福島原発事故時に知ったかぶって混乱の極みをさらにかき乱しました。また、東京電力の本社も遠いところから役人のような対応しかできていませんでした。酷いことに、重要な報道は深夜にばかり発表してました。情けないですね。

天下に忌諱多くして、民いよいよ貧し

現代日本と重なり過ぎていて驚かされるばかりです。いつだったかテレビ番組(ガイアの夜明けだったような)で、耕作放棄地に太陽光発電パネルを設置して電力を売ろうとしている人がいました。そしてこのご時世、震災の影響で原発への信頼が著しく低下し、日本全体では脱原発へシフトしています。設置して電力会社への売電が開始されましたが、自治体からこういうことを言われて、断念することになりました。

農地法では、農地を農業以外に使用することはできない。仮に発電した電力をすべて農業用に使用すれば 設置できる可能性もある

農地法についてこのような話は本当によく耳にします。仮に農業従事者や日本の農業を守るために作られた法律であれば、この場合 農業従事者の首を自ら絞めている結果になっています。まさに、法律や決まりが増えれば増えるほど、民が貧しくなる典型的な例ですね。

大国を治むるは小鮮を烹るが若し

小魚を烹るには、優しく扱わないといけません。手を出し過ぎては、身がぼろぼろになります。社長や管理職はあまり前面に出ず、部下が仕事をしやすい環境を作ることに専念したほうが良いことに通ずるような気もします。実際、社長や上の人間は、職人のように現場にいるなら別ですが、実務に関してむやみに口を出しても、足を引っ張るだけで、利点がない職場・業種も実際にあります。

信言は美ならず 美言は信ならず

信じれそうな言葉には飾り気がなく、着飾ったそれらしい言葉は嘘くさいということです。「東南アジアでエビの養殖で儲かります」「当選しました」という電話がかかってきて絵を買わされそうになります。そういう話です。実は私も、友人に飲みに誘われたのですが、マルチな勧誘の場になっていたという経験もありました。そのとき友人ではなくなりましたが。もう会うことはないと思いますが、今頃どうしていることやら。

知る者は言わず、言う者は知らず

本当に中国人ですか?あまり、知識をひけらかさないものです。しかし、バカは知識をひけらかします。と言うニュアンスでしょうか。しかし、私の意イメージする中国人とは正反対の格言です。日本人もそうですが、特に中国人は我を通すためにまくしたてます。否定されることを嫌い、メンツを保とうとするイメージです。

話は変わります。

IT 関係の仕事に就くものとしては、情報は発信する人に多く集まるということは事実だと思います。知識の共有は悪いことではないように思います。情けは人の為ならず。まわりまわって自分の為になります。

曲なければ即ち全し ( きょくなければすなわちまつたなし )

まっすぐに生きなくてもいいのです。紆余曲折があればなおよいのです。我を通すばかりでなく、 周囲の意見を取り入れ、柔軟に生きていけばよいのです。

性格は真直ぐに、人生は曲がりくねって、波乱万丈どんと来いです。

禍は足るを知らざるよりも大なるはなし ( わざわいはたるをしらざるよりもだいなるはなし )

現実をあるがままに受け入れて満足し生活することが大事なのです。欲望に際限なく、満足しなければいつか身を滅ぼします。でも、スポーツの世界では違ってくるかもしれません。もっと速く、もっと強く、もっと、もっと、もっと・・・。ただ、良くも悪くも、言葉は聞いている人の状況・環境によって解釈が大きくかわってきますので、ここで、スポーツの例えば場違いですね。

功遂げ身退くは天の道なり

なんか、カッコよさそうな言葉です。何かを成し遂げたら、さっさと身を引いてしまいなさいということです。歳を重ねることはまったく恥じることではないし、人の魅力も増すということはわかります。ですが、政治家にしろ、企業のトップにしろ、爺さん連中が能力もないまま、いつまでもそのポジションに しがみついていることはよくある話ですね。最近では、そんな爺さんたちは、「老害」と呼ばれています。

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